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10.24.2007

Tシャツ制作6



まいどー! チップスアンドクリケッツ高野です
さて前回は上の写真の状態までのレポートでした、どういうものかというと、木枠に紗を貼付け、感光乳剤を塗りしっかりと乾燥させたものに図案を貼付けた状態です。ここから露光という段階へ進みます、露光機という装置で光を当てて感光乳剤を反応させて変化を起こします。どんなもんかというと、下の写真の装置、日焼けサロンの小さいのみたいなもの、これで光を当てます。光を当てることを露光と言います。


ランプが付いていて上はガラス板がはめてあります、スクリーン版をしっかりガラス板に密着させるために重しをしておきます。こうしてスクリーン版は日焼けしている状態になります。待つこと数分で露光は完了です。
さてさてどうなるかと言いますと。

これは露光後、貼付けていた図案のフィルムをはがした状態、図案とそのまわりの色の違いがあるのが写真で見えますか?図案の黒いところはそのまま日に焼けてない、まわりは日に焼けた状態になってます。黒い部分は光が通らなかった、何もないところは光が通ったので日に焼けた状態です。結果として色の違いで図柄が浮き上がって見えている状態になりました。日に焼けなかったところと、日焼けしたところの違いが重要なのです、それは次回レポートいたします!

10.18.2007

Tシャツ作成5


おはようございます チップスアンドクリケッツ高野です

今日も晴れでさわやかな秋なかんじ、食欲の秋、読書の秋、そしておしゃれの秋とういことで先日からちょこちょことですがレポートさせていただいてますTシャツ制作過程のつづきをやります。前回のレポートでは感光乳剤を塗り写真で言うところのフィルムを作ったところまでお伝えしました。ここで一度着地点の確認をしてもらえればとおもいます、あの木の枠のやつを使って出来る物はなんだろうということで完成品の写真を上に載せました。このグレーのTシャツの胸の部分の柄、この柄をプリントするための下ごしらえを角材や感光乳剤や紗といったものを使用して行ってきました。プリントするまでの準備の段階、シルクスクリーンの版を作っていってる様子をお伝えして来た訳です。それでは続きます!

感光乳剤を塗りしっかりと乾燥させたものに絵柄を焼き付けます、日光写真というとわかっていただきやすいかと思います。原稿の図柄をOHPフィルムで出力してシルクスクリーン版に貼付けます、下の写真の黄色いのが感光乳剤を塗って乾燥させたシルクスクリーン版です、そこへ図柄をペタリと、この時プリント位置なども事前に設定して合わせています。


次回は『露光編』です!

10.15.2007

Tシャツ作成4




おはようございます チップスアンドクリケッツ高野です

秋晴れですね、今朝はペットボットル回収の日、ごっそり出してきました!
回収のお仕事の方、いつもありがとうございます。

さて、Tシャツ作成の行程の続きですが、まだまだありますよ!
前回は木の枠に紗をピント貼付けたところまでをレポートしましたので、今回はその続きです。
前回までが木工、今回は理科の実験のような物になります。

いちばん上の写真が紗を貼付けた木枠です、そこに感光乳剤とういものを塗ります。
真ん中の写真が感光乳剤の容器です、いちばん下がそれを塗っている写真です。
感光乳剤はドロッとしたもので、これ光に反応するんです。なので薄暗いところで作業をします。
地味です。まるで理科の実験です。そういえば以前この行程が全くうまく出来なかったことがありました、ロットンさんのワークトラックのTシャツを作成したときのことでした、結局は出荷できましたがあの時はまじで焦りました(苦笑)
ついでのようで申し訳ありませんが、あの時のTシャツを購入していただいた方、どうもありがとうございます!おかげさまでこうして続けさせていただいています!

さてさて、この乳剤を塗って紗の編み目をすべてふさいでしまいます。
光に反応する乳剤で編み目をふさいでしまうことで、紗を写真のフイルムのような物にします。
この乳剤を全体に塗ってゆっくりと乾燥させます。乾燥すると乳剤が固まります、これで編み目を
ふさげる訳です。塗ったものは完全に光を遮断して保存、まる一日から二日しっかり乾燥させますね。

では、続きは次回。

10.09.2007

Tシャツ作成3





おはようございます チップスアンドクリケッツ高野です
先日、黄色いフォルクスワーゲンビートルを見ました
なんかいいことありそうな気がします。

という訳で先日の続きがまだありますので
紹介させていただきます

前回は木枠を組みました
今回はそれに紗(しゃ)と言う物をくっつけます
これはスクリーンメッシュともよばれ
細かい網目状の布です
イメージは、すごく目の細かい網戸、ナイロンのパンストとか
そうだ、昆虫専用のあの白い方の虫取り網がちかいもの!そんな感じのものです。
この紗がその昔、絹であったことからこれを用いた
プリント技法がシルクスクリーンプリント
と呼ばれているのだと思います
ちなみに今回使用しているのはテトロンという素材のものです。

このテトロンを木枠にくっつけます
あらかじめ木枠にボンドを塗っておいて乾燥させています
そしてテトロンを張っていきます、そうです
引っ張って貼付ける、テンションをかけてピンっと貼ります
たるんでいてはダメでパンパンにします
ここでは腕力を駆使します、このためだけに筋トレはかかしません
アイロンを乾燥したボンドにあててあげると熱でもう一度接着力を
とりもどしてくれます、乾いたボンドを溶かすようなイメージです。
そしてパツンパツンに貼付けたら
一度洗浄します。
表面の汚れ、ホコリ、油分などを落とします
中性洗剤を使用してます
そして乾燥させます、この日はお天気すっきり乾きました!

10.06.2007

Tシャツ作成2





木の枠にするために
のこぎりで切っった角材、
端っこは45°にカットして
組み合わせます。

これはシルクスクリーンの版をつくっていく
作業工程です。

Tシャツ作成1



いい天気ですね
チップスアンドクリケッツです

先日からこつこつとシルクスクリーンの
準備を行ってます

僕のところでは最初は木を切ります
木を切って枠を作ります
写真のように組みます。