2006年にカエルツボカビ症なる病気が日本でも確認されたそうです。
ネットで偶然この記事に出会いました。
ご存知の方も多くいらっしゃるとおもいますが、ボクと同様にご存知でない方のために。
以下、カエルツボカビ症について。
カエルツボカビ症はカエルが発病する病気です。
ツボカビ症とはその名の通り「ツボカビ」というカビによるもの。
ツボカビはカエルの皮膚に含まれる物質、キチン、セルロース、ケラチンといった物質を栄養としている分解菌あるいは腐生菌です。
そしてツボカビに感染し発症したカエルの多くは死んでしまいます。
ツボカビ症は両生類の劇的な減少や絶滅に関係しているのではないかと考えられています。
幸い日本で発見されたのはペットとして飼育されていたものからです。
野生種では現在のところ発見されていません。
でもこのツボカビが外に出てしまうと大変なことになるのです。
特に外国産のカエルを飼育されているかたでこの病気をご存知ではなかった方はこれを機にご注意を。
病気になりやすい種とされているのは。ベルツノガエル、クランウェルツノガエル、イエアメガエル、バジェットガエル(マルメタピオカガエル)
しかしながらアフリカツノガエルやアメリカウシガエルはツボカビが付着しても病気にはなりません、一部の両生類は抵抗性をもっているのです。もしかしたら日本の在来種も抵抗生を持っているかもしれません。
アフリカツノガエルは実験動物として世界中に輸出され広がりました、このアフリカツノガエルが宿主となってツボカビが世界中に広がった可能性が考えられています、そのほか観賞用の魚を運ぶ際の水の中にもツボカビが存在した可能性も考えられています。
オーストラリアでは絶滅を起こしてしまった種がでるほどの被害があるそうです。
目に見えないことですがカエルは危機に瀕しているんだと思います。
それは食物連鎖に影響を及ぼす、そういう可能性が考えられるということだと思います。
人のすることが野生生物にとても大きな影響を与えているんだな、あらためてそう思います。
どれかが欠けてもいけないバランスをたもっている自然をたいせつにしなければいけないんだな。
Chips and Crickets タカノ